あらあら、気が付いたら、この世に生を受けてから半世紀以上も過ぎてしまいました。若い頃のように必要以上に繊細な心を持つ必要もなく、小さなことに思い悩む必要もなく、歳を重ねるにつれ、生きることが楽になりました。そしてワクワクドキドキすることに出会った時の感覚は今も昔も変わっていません。
でも、そんな50歳を迎えようとしていたある時、今までと同じように人生を全速力で走ることに心がしんどさを感じ始めたのです。限りない夢に向かっていくつもの事を同時に行い、走り続けることで、何か大きな忘れ物をしているのではないかしら…。と、不安を感じ始めました。しかしそう思い始めてもどうして良いのやら…。そこで、ちょっとだけ立ち止まって、自分の人生を振り返ってみました。すると自分の根底にいつも「家族」と「いい仲間」がいました。
自分が幼いころの家族。父がいて母がいて兄弟姉妹がいて…。そして学校帰りに毎日転がるよう遊んだ仲間がいました。20代で自分が妻になり母になった新しい家族。そして子育てを通して出会った同世代のいろんな事を共有し刺激しあった仲間たち…。
時間はあっという間の過ぎ去り、無我夢中で走りつづけて二十数年が経ち、子育ても終了しました。そして今、家族が作り上げたファミリーツリーの大きな根っこに自分がなりつつあることに気が付きました。小さい時、転がるように遊んだ仲間達との関係は年こそ重ねましたが、お互いの大きな心の支えとなりました。その「家族」と「仲間」の大切さを噛みしめ、何よりも愛おしく感じました。大切なものはこんなにすぐ手の届くところにあったのです。その大切なものを改めてしっかり手に取って今まで以上に育もうと思いました。そうすることで、これからの人生がより豊かになっていく気がしました。
家族の形は必ず変化していきます。いろんな形で変化していきます。家族でいる間、その限りある一緒にいる時間を大切に過ごしていけたら素敵なことだと思いました。そして友達はずっと仲間の絆を深めることができます。そのつながりは年を重ねるほど面白いものに変化していきます。ああ、なんて素敵な人との絆、こんな宝物が目の前にあるのです…そんな思いを何か形にしたいと思いました。ちょっとだけ書くことが好きで、空想が大好きで、こんな仲間がいるから楽しくなるよね?こんな家族っているわよね?そんな人々が作りあげる街の中の生活を物語で表現してみようと思いました。それが、ジョーンズタウン物語です。
実はこの物語は'70年代に人気爆発した大好きだった「ザ・モンキーズ」の4人(デイビー、ミッキー、マイケル、ピーター)が土台となっています。主人公・登場人物も'70年代のミュージシャンの名前を拝借いたしました。
ジョーンズタウン物語の構想から5年、ジョーンズタウン物語をどう展開していくか?試行錯誤を重ね続けました。前に進めなくて、折れそうになった時この物語をやめたらだめと言ってくれた友人。ジョーンズタウンの人々を形にして、息を吹き込んでくれたデザイナー。「全くあなたは夢見る夢子だね」と見守ってくれた家族たち…
そしてヒョンな事から再びその仲間たちとジョーンズ・プロジェクト・チームが新たに立ち上がりました。するとどうでしょう…またまたワクワクドキドキする感覚が……どうしてもジョーンズタウンの中にあるカフェを実際に作ってみたくなりました。そう思った途端事は流れる様に運び、大好きな横浜に私と同じ年の味のあるビルと出会い、その一角にジョーンズ・カフェを作ることができました。
ジョーンズ・カフェが出来上がったことで、ジョーンズタウンの連中はさらに息を吹き込まれていくことでしょう… 今、大好きなジョーンズタウンの愉快な仲間たちが活躍できる場所を作れた事がうれしくてたまりません。
ジョーンズ・カフェは毎週HPブログ(http://jones-town.jugem.jp/)で更新されるジョーンズタウン物語と一緒に展開していくコンセプト・カフェです。素敵なギャラリーも兼ねています。ジョーンズタウンのキャラクターグッズ、ウエアも出来上がりました。

どうぞ皆様、ジョーンズ・カフェに遊びにいらしてください。
美味しいお茶とお菓子をご用意してお待ちしております。
夢は心で大切に育むもの…そしたら夢は叶う…そんな気がします…
2011年10月
株式会社KYO 代表取締役
ジョーンズ・プロジェクト・チーム代表
楢岡 いづみ(Marcy)









